所用で国立京都国際会館を訪れたついでに、すぐ近くにある母校を見に行き、そのあと宝ヶ池をひと周りしてきた。 京都国際会館は日本初の国際会議場。ここで地球温暖化防止に関する京都議定書が1997年に採択された。台形を組合せたデザインは、。
受付窓口で周辺マップをもらった。
国際会館をあとにして宝ヶ池通りのほうへ進む。向こう正面のレンガ色の建物がウン十年ぶりに見る母校の校舎。
三つ葉のクローバーマークが懐かしい。
かつては烏丸今出川にあり、はまだ開校されていなかった。校舎はきれいになり、土だけだったグラウンドは人工芝で覆われ、トラックは全天候型になっていた。
高校の体育の授業でラグビーをやって泥だらけになっていた頃とは隔世?の感がある。
地下鉄烏丸線の国際会館駅出入口がすぐ近くにある。ここまで地下鉄が延伸したのは1997年。高校生のときは出町柳から岩倉までに乗り、15分ほど歩いていた。
キャンパスを覗いてみると、まるで郊外の洒落た住宅街のよう。ずいぶん変わったものだ。
とのこと。スポーツ施設がとても充実している。
中央通路の南端付近から北のほうを見るとこんな感じ。
叡山電鉄岩倉駅まで足を延ばす。駅自体の雰囲気は昔とあまり変わっていないようだ。
岩倉キャンパスの西側を通って宝ヶ池(たからがいけ)へ向かう。公園やバス停などは「宝が池」、通りは「宝ヶ池」、叡山電鉄の駅は「宝ケ池」、ほかに「宝池」というのもある。当時慣れ親しんでいたのは「宝ヶ池」だが、今思うと、なぜこんなに色々な表記があるのだろう。国際会館前の道路を西へ進み、左側にある急な階段を降りる。
池の北端付近から右回りでスタート。手が入りすぎていないのが、かえって心地良い。向こう岸に小さく見える東屋は、なんだとか。
東屋の露台でブレイク。ハトたちは近づいてもまったく動じない。
近くから見ると毅然とした顔?つき。
のんびり泳ぎまわる水鳥やコイたち。もちろん魚釣りは禁止。
池の周りだけでなく、高台にも散策コースがある。革靴ではちょっと厳しそう。
真西の彼方に見えているのは愛宕山のー部かな。
池の南端まで来た。
ここへ来てはじめに感じたように「手つかず感」が心を和ませる。
少し西側に貸しボート乗り場がある。
高校の美術の先生が授業中に皆を連れてきてくれてボートを漕いだことがあった。いま思えば、この美しい風景を見て何かを学び取れということだったのだろうが、当時はただ楽しかっただけ。
国際会館から地下鉄に乗る。ここまで12000歩。
四条で下車。河原町のほうへ歩く。麩屋町通を上がったところにあるで千枚漬を買う。
錦小路通は目と鼻の先。
四条大橋を渡り、に入って早めの夕食。森伊蔵と刺身と茄子田楽と野菜の天ぷらとはも白焼と豆ごはんなどを注文。
久しぶりに見た風景を思い出しながら、至福のひと時を過ごした。