柴又帝釈天(2023/10/01)

京成柴又駅案内板
京成柴又からスタート

陽が陰り気味だけど降らないだろうと読んで、柴又帝釈天へ行ってきた。駅前の道を北へ、帝釈天参道を東へ進む。

京成柴又駅前の風景
柴又帝釈天参道の風景

いきなり柴又らしいものが目に飛び込んできた。二人ともまだ空腹ではないのでパス。

京成柴又駅前の店で焼かれていた岩魚

参道の両側に並ぶ店を覗きながら進む。日曜日なのでけっこうな人出。

柴又帝釈天参道の風景(2)
柴又帝釈天参道の風景(3)
柴又帝釈天参道の風景(5)

気になるものがあちこちに。

柴又帝釈天参道にある漬物屋の商品棚

二天門から境内に入る。

柴又帝釈天 二天門手前の風景

まずは右手にある御神水で手と口を清める。近くの岩の上に金色のXXXをしょった白蛇の置物がいくつもあった。なんだこりゃ。

柴又帝釈天 御神水横の石の上にいくつも置かれた金色の蛇の置物

靴を脱ぎ、帝釈堂(本堂)に上がって参拝。

柴又帝釈天 帝釈堂

右手にある大客殿のほうへ向かう。

柴又帝釈天 境内案内図

美しく手入れされた廊下を進み・・・

柴又帝釈天 帝釈堂の廊下から見た風景

拝観料400円を払い、漢詩が書かれた屏風のある小部屋を抜け・・・

柴又帝釈天 邃渓園入口にある赤い敷物の小部屋

回廊から邃渓園を眺める。

柴又帝釈天 回廊から見た邃渓園の景観
柴又帝釈天 回廊から見た邃渓園の景観(2)
柴又帝釈天 回廊から見た邃渓園の景観(3)

池にカメ君を発見。なぜか右足をゆっくり甲羅に引っ込めたり伸ばしたりしていた。

柴又帝釈天 邃渓園の池端の石の上で休む2匹の亀の姿
右足を甲羅に引っ込めた状態

コイたちはひしめき合っていた。

柴又帝釈天 邃渓園の池の中の鯉の群れ

回廊をさらに先へ進むと猿神様が。帝釈天のお遣いなのだとか。

柴又帝釈天 帝釈堂の回廊から見える猿神様の石像

この眺め、好きだなー。

柴又帝釈天 帝釈堂の回廊から見える小川

回廊はまだまだ続く。

柴又帝釈天 帝釈堂の回廊
柴又帝釈天 帝釈堂の回廊゚(2)

上り口のほうへ戻り、帝釈天に来たら必見と言われているを見に行く。ガラスで覆われたギャラリーになっていて、拝観チケットを見せれば無料で入場できる。大正時代の仕事だというが、実に見事なものだった。

柴又帝釈天 彫刻ギャラリー 塔供養図序品 作:金子光清
柴又帝釈天 彫刻ギャラリー 三車火宅の図 譬喩(比喩)品 作:木嶋江運
柴又帝釈天 彫刻ギャラリー 一雨等潤の図 薬草喩品 作:石川信光
柴又帝釈天 彫刻ギャラリー 法師修行の図 普賢菩薩勧発品 作:横山光一
柴又帝釈天 彫刻ギャラリー 病即消滅の図 薬王菩薩本事品 作:今関光次
柴又帝釈天 彫刻ギャラリー 常不軽菩薩受難の図及び法華経功徳の図 作:小林直光

人もわりと少なく、とてものんびりできた。 帝釈堂の前に出て自撮り。

柴又帝釈天 自撮り写真

通りがかりの人がシャッター押しましょかと言ってくださった。

柴又帝釈天 通りがかりの人に撮ってもらった二人の写真

夕食にはまだ早いので、江戸川の河原まで行ってみる。アルトサックスを練習する音が聞こえてきたり、犬を散歩させていたり、のどかでいいなー。

江戸川の河原の風景

河原を一直線に横切ると、そこには矢切の渡しの船着き場が。江戸時代初期から続く個人経営の渡船なのだとか。ひっそりと彼岸花が咲いていた。

江戸川 矢切の渡しの船着き場の風景
江戸川 矢切の渡しの船着き場の風景(2)

参道へ戻り、二天門を出てすぐ右にある園田神佛具店でを買う。店主曰く、幸運を呼ぶ縁起物で、巻物をくわえているのがオスだという。 宝くじの上に置こうっと。

柴又帝釈天 園田神佛具店にあった蛇の置物

参道の飲食店以外は、ぴったり5時に店じまいを始める。よさそうな食事処はないかと、参道を駅のほうに向かって歩く。

夕暮れ前の柴又帝釈天参道の風景
夕暮れ前の柴又帝釈天参道の風景(2)

二天門のほうへ戻り、へ入る。

柴又 帝釈天参道の川千屋の外観

刺身、鯉こく、うざく、天ぷらを食べる。味はまずまず。日本酒をしこたま飲んだ。鰻重も蒲焼も注文しなかったので、二人で1万円弱と安かった。

柴又 帝釈天参道の川千屋で注文した鯉こくとうざく

外はすっかり陽が落ちていた。

柴又 帝釈天参道の夜景

帝釈天の景色と下町の風情を堪能し、いい気分で帰路に就いた。

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