陽が陰り気味だけど降らないだろうと読んで、柴又帝釈天へ行ってきた。駅前の道を北へ、帝釈天参道を東へ進む。
いきなり柴又らしいものが目に飛び込んできた。二人ともまだ空腹ではないのでパス。
参道の両側に並ぶ店を覗きながら進む。日曜日なのでけっこうな人出。
気になるものがあちこちに。
二天門から境内に入る。
まずは右手にある御神水で手と口を清める。近くの岩の上に金色のXXXをしょった白蛇の置物がいくつもあった。なんだこりゃ。
靴を脱ぎ、帝釈堂(本堂)に上がって参拝。
右手にある大客殿のほうへ向かう。
美しく手入れされた廊下を進み・・・
拝観料400円を払い、漢詩が書かれた屏風のある小部屋を抜け・・・
回廊から邃渓園を眺める。
池にカメ君を発見。なぜか右足をゆっくり甲羅に引っ込めたり伸ばしたりしていた。
コイたちはひしめき合っていた。
回廊をさらに先へ進むと猿神様が。帝釈天のお遣いなのだとか。
この眺め、好きだなー。
回廊はまだまだ続く。
上り口のほうへ戻り、帝釈天に来たら必見と言われているを見に行く。ガラスで覆われたギャラリーになっていて、拝観チケットを見せれば無料で入場できる。大正時代の仕事だというが、実に見事なものだった。
人もわりと少なく、とてものんびりできた。 帝釈堂の前に出て自撮り。
通りがかりの人がシャッター押しましょかと言ってくださった。
夕食にはまだ早いので、江戸川の河原まで行ってみる。アルトサックスを練習する音が聞こえてきたり、犬を散歩させていたり、のどかでいいなー。
河原を一直線に横切ると、そこには矢切の渡しの船着き場が。江戸時代初期から続く個人経営の渡船なのだとか。ひっそりと彼岸花が咲いていた。
参道へ戻り、二天門を出てすぐ右にある園田神佛具店でを買う。店主曰く、幸運を呼ぶ縁起物で、巻物をくわえているのがオスだという。 宝くじの上に置こうっと。
参道の飲食店以外は、ぴったり5時に店じまいを始める。よさそうな食事処はないかと、参道を駅のほうに向かって歩く。
二天門のほうへ戻り、へ入る。
刺身、鯉こく、うざく、天ぷらを食べる。味はまずまず。日本酒をしこたま飲んだ。鰻重も蒲焼も注文しなかったので、二人で1万円弱と安かった。
外はすっかり陽が落ちていた。
帝釈天の景色と下町の風情を堪能し、いい気分で帰路に就いた。