飛鳥山公園で花見(2024/04/07)

飛鳥山モノレール(あすかパークレール)乗り場前の風景
飛鳥山モノレール乗り場(左手)前にて

今年は桜の開花が大幅に遅くなり、満を持して二人でを訪れた。ここへ来た理由のひとつは飛鳥山モノレール(あすかパークレール)に乗ること。パークレールの待ち時間は30分、石段を上れば3分と乗降整理係員さんが言っていた。もちろん待つ。

飛鳥山公園へ上る石段

キャビンの愛称はエスカルゴならぬアスカルゴ。定員16名。座れるのは6人だけ。

飛鳥山公園へ上るモノレールに乗車しようとしている人々

上っていくアスカルゴを見たり、明治通りを走る都電を見たり・・・

飛鳥山公園へ上る途中のモノレール車両

あっという間に30分が過ぎて乗車。約2分で上駅に到着。キャビンから出ると、ほぼ満開の桜が待っていた。

飛鳥山公園のほぼ満開の桜のクローズアップ

けっこうな人出だけど、以前に行った上野や谷中霊園ほどではなかった。

飛鳥山公園の回遊路の両側のほぼ満開の桜と花見客

テレビで気象予報士が言っていたが、花の中心が白いうちは少々強風が吹いても散らないのだとか。

飛鳥山公園 桜の幹から突き出た小枝に咲いた花

園内をひと回りして外へ出ると、様々な形式の都電車両が行き交っていた。

本郷通りが明治通りに交わるあたりを通過する都電(2)
本郷通りが明治通りに交わるあたりを通過する都電(7)
本郷通りが明治通りに交わるあたりを通過する都電(3)

カーブの向こうは飛鳥山駅。

本郷通りが明治通りに交わるあたり(烏山駅手前)で停車している2両の都電

歩道橋にはスマホを構えている人がいっぱい。この場所(本郷通りが明治通りに交わるあたり)は人気の撮影スポットなのだろう。

本郷通りが明治通りに交わるあたりを通過する都電と歩道橋上の撮り鉄たち

こうして見ていると、どことなく可愛げがあるように思えてきた。

飛鳥山公園前を通過する都電

後で調べたところ、今日見た都電車両は、8900形都電落語会ラッピング車、9000形、8900形、8900形東京さくらトラム。 丸窓の9000形は、ノスタルジックな雰囲気が市街の景色に馴染んでいた。 向かい側へ渡り、老舗の鰻屋で早めの夕食。

飛鳥山 鰻屋「うな正」の外観

うな重「桐」を注文。注文後に蒸し始めるとの張り紙があり、ハイボールと日本酒を飲みながら待つ。

飛鳥山 うな正の店内風景

20分ほどで運ばれてきた。

飛鳥山 うな正のうな重「桐」
ちょっと箸をつけた状態

さすが老舗だけあって焼き具合とたれの味が絶妙。とても美味しかった。ボリュームも充分。ほんのりレモンが効いたハイボールをおかわりし、いい気持ちになって外へ出る。陽が落ちた通りを前に見たのとは別の8901号が通過していった。

飛鳥山公園 夕暮れの花見風景

宴もたけなわの公園内へ戻り、北のほうへそぞろ歩く。

飛鳥山公園 夕暮れの花見風景

高架下の歩道橋を渡り、明治通りを挟んで反対側の音無親水公園へ向かう。この公園は、ものだとか。川に架かる橋は舟串橋。鋼桁木装橋(擬木)らしいが、夜見ると風情がある。

飛鳥山 音無親水公園の夜景

舟串橋を渡る。

飛鳥山 音無親水公園の夜景(2)

南のほうの音無橋は美しくライトアップされていた。

飛鳥山 音無親水公園と音無橋の夜景

公園一帯は幻想的に演出されていて、桜も昼間とは違う美しさ。

飛鳥山 音無親水公園の夜桜
飛鳥山 音無親水公園の夜景(3)

旧岩槻街道(都道455号)へ上り、音無橋を渡って王子駅へ向かう。

飛鳥山 音無橋の上から見た音無親水公園の夜景
飛鳥山 音無橋の上から見た音無親水公園の夜景

日暮里でコーヒーを飲んで帰路につく。 気分的にも健康的にも100点満点の一日だった。 世界有数の大都市東京には、素敵な場所が無数にある。

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