これまでに自転車で2度転倒したあと、では心許なくなってきた。もうひとつ、クロスバイクのハンドルは長いので、ふらふらしやすい。なじみのバイクショップの店員さんにが言うには、体重が後ろにかかっているからだとか。その一因は、ツバの長い帽子のせいで前屈みの体勢では前方を見にくいこと。
本格的なヘルメットを探した結果、まず気になったのが、火野正平氏がこころ旅で時々被っている上のブランドのもの。ネットで調べたところ、残念ながら大陸製だった。日本製という条件で探してみたが、気に入ったカラーとデザインのものはなかなかない。
うーん、ちょっとね~。格好いいの(下)があったが、日本製という確証がなく、また、このメーカーは JIS 認証を取り消されたことがある。
日本製では気に入ったものが見つからなかった。いまや自転車に乗るにはヘルメットは必需品。日本人の約半数が自転車を持っているとのこと。なのにどうしてこんなにヘルメットの選択肢が少ないのだろう。また、フランスと同じくらい自転車人口が多いイタリアの国旗ストライプのものが皆無なのも不思議。
POSTSCRIPT(2024/5/20) 結局見た目を優先してネットでこれを注文。自転車のフレームとほぼ同じカラーのものもあったが、少しずらしたほうが洒落ている。私の実測頭囲は56.5~57cm。合えばラッキーということでサイズ M(57~59cm)にした。近くのバイクショップに在庫がなく、注文前に試着することはできなかった。
POSTSCRIPT(2024/5/21) 注文日の翌日に品物が届いた。被ってみると悪くない。ストラップの着脱にはちょっと慣れが必要だが、頭囲の調整は簡単でぴったりフィットした。改善してほしいのは、被ったままだとストラップの長さを調整できないのとワイヤーロック用穴のカバーが外れやすいこと。サイズ S(54~57cm)でもぎりぎり入ると思うが、目深に被れないので頭が長く見えるだろう。M で正解だった。
これだと前に体重をかけても前方の視界が遮られにくく、バイクショップの店員さんが言ったとおりハンドルが安定する。は1年少々でカバークロスが破れたため、安いものに替えて使い捨てにすることにした。今日みたいな気温だと汗が垂れてくるので、ストラップは本革よりもこの製品のように人工皮革のほうがよい。もっと暑くなってくるのに備えてインナーキャップを合計5枚買った。