10日ほど前から左手首を横に曲げると痛む。原因に心当たりがない。腫れてもいないようなので、たいしたことはないだろうと放っておいたら、なんだか悪化してきたような気がする。近所の、とは別の整形外科で診てもらった。
医者:レントゲン写真を見ると骨に異常はありません、だと思います。私:えっ、ドケルバン病ですか? 医者:言ってみれば腱鞘炎の一種です。お人が悪い、最初にそう言ってくれればギョッとしなくて済んだのに。やはり「病」と「炎」とでは受け取り方が違う。 消炎薬のインテバンクリームとロキソニンテープを受け取って帰る。言われたとおり手当して、しばらく様子を見てみよう。
POSTSCRIPT(2025/02/18) ネット上の情報では、は、親指を中に入れて握り、小指側へ傾けたときに手首が強く痛むかどうか。たしかにそのとおり。間違いなくドケルバン病だ。
POSTSCRIPT(2025/02/19) パソコンやスマホで左手はあまり使わないし、バイクで強い力を加えたこともない。残るのはギター?ネットで検索してみると、あったあった。そうだ。しかし、ギタリストというほど熱中してないしなー。発症原因はやっぱり分からない。症状は横這い。とりあえずギターとバイクはしばらく控えることにしよう。
POSTSCRIPT(2025/02/28) 症状もあまり良くならず、ロキソニンテープを貼った箇所がくっきり四角形に赤くかぶれてきたので再訪院。ロキソニンは中断して塗り薬を多めに出しましょう、かぶれはそのうち治りますよ、長期戦ですねと医者。
POSTSCRIPT(2025/03/04) あまり改善が見られないのでセカンドオピニオンが必要と判断し、バイクで転倒したときに行った病院で診てもらった。前とは違う人当たりの良い医者に変わっていた。デカドロン(怖い名前だな)とキシロカインの混合液を注射してもらった。痛いですよと言われたが注射には強い。かぶれ治療用のステロイド剤も調剤してくれた。今夜の感じでは、痛みは残っているが、多少楽になったような気がする。ギターとバイクにはずっと触っていない。
POSTSCRIPT(2025/03/12) 左手をできるだけ使わないようにしているが、症状はいまだ横這い。パソコンのキーを押すのも良くなさそう。ネットで見つけたをダメ元で始めた。
POSTSCRIPT(2025/03/25) 症状はピーク時の7割位にまで改善した。経過報告のため再訪院。デカドロン注射と低周波治療を10分。外用薬はケトプロフェンテープとナバゲルンローションに変えてもらった。バイクもギターも依然として休止。Blues Man イントロソロの指使いを忘れてしまいそう。就寝前の時点で症状はあまり変化なし。
POSTSCRIPT(2025/04/25) 発症から2か月以上経った。痛みはかなり楽になってきたが、手首を左右に曲げるとまだズキッと来る。健常の有り難さは不自由になってみないと分からない。