ゴールデンウイークもそろそろ終わり。、、へ行った。近場でどこかほかにいいところはないかと二人で相談。浅草や谷中とかは超混んでいそうなので敬遠。まずはを訪れた。明治時代に完成した回遊式林泉庭園で、。向こうに高層ビルが見え、いかにも大都会の中にある憩いの場といった雰囲気。池(大泉水)の周りの磯渡りと飛び石をゆっくり歩く。
予想どおり来園者はまばらだった。
大泉水越しに涼亭を眺める。
雨降らないかしら。晴れ男じゃないけど「曇っても降らない男」だから大丈夫だよ。
池の中には鯉や亀が悠々と暮らしている。
鯉は黒と緋色が半々くらい。
サギ君が忍び足で小魚を狙う。
外国人観光客はちらほら。浅草や谷中はさぞかし混んでるだろうな。
池の南のほうへ行ってみると、そこにはのどかなほっとするような風景が。
花菖蒲の見頃は5月下旬から。シラン(紫蘭)が咲いていた。
庭門をくぐって入口のほうへ戻る。
以前に行った六義園や古川庭園と比べると変化に乏しかったが、その分?入園料も安かったのでまあいいか。少なくとも、大型連休でものんびりできるところだということが分かった。 庭園を出て、近くにあるへ行く。入館してすぐのところで出迎えてくれたワンコ(ニャンコのようにも見える)の顔にほっこり。
庶民の暮らしを描いた浮世絵も何枚か展示されていた。
階下には江戸の街が再現されている。屋根の上には猫が。
夜はさぞかし鼻をつままれても分からないほど暗かったことだろう。
暗くてもなんとなく温かみのある風景。
火事と喧嘩は江戸の華。
生活再現展示では当時の道具や衣装などが再現されている。
この長屋の部屋でどんな暮らしをしていたのだろうか。なんかこの時代の江戸の庶民は、今より精神的に豊かだったような気がしてきた。
下は猪牙舟(ちょきぶね)というもので、いわば現代の水上タクシーなのだとか。
館外へ出て三好四丁目にある へ向かう。三好一丁目から三丁目にかけての東西約400m南北約300mのエリアには、20もの寺院が点在している。明暦の大火のあと、。。
建物は大きい(長い)が圧迫感がなく、入りやすい雰囲気。
4つの展覧会が開催されていた。
それぞれ別料金なので「歩く、赴く、移動する」だけを見ることに。ガラス越しに外を眺めながらコレクション展示室まで進む。
どこかで見たようなオブジェが。
建物の東の端にコレクション展示室がある。
アトリウムに置かれていたのは Gyroscope of the Sun by Arnaldo Pomodoro。
1F の「東京を歩く」というテーマの展示の中で、に魅せられた。
長い階段を上がった先の3Fにはポップアートや現代絵画などが展示されていた。なんとかヨーコやウォーホルの作品もあったようだがまったく興味なし。
上の作品が撮影禁止だということは、撮影してから監視員のお姉さんに言われて分かった。すみませんでした。
2F のカフェ「二階のサンドイッチ」でひと休みしてから屋外へ出る。
美術館を離れ、広大な木場公園を南に突っ切って地下鉄東西線木場駅まで歩く。距離は約1.5km。門前仲町で下車。交差点から木場のほうに向かってよさそうな食事処を探しながらぶらつく。深川八幡(富岡八幡宮)の近くで見つけた日本料理屋で夕食。
ビールとハイボールと日本酒、カキフライと山菜の天ぷら、刺身の盛り合わせ、あなごの白焼き、そら豆などを注文。大将と奥様?とできりもりされているようだ。周りは常連さんばかり。とても美味しかった。いつものことながら、飛び込みで入った店が当たりだと気分が良い。 店の前の道をまっすぐ進み、深川八幡の鳥居をくぐり、参拝して帰路に就いた。
家を出てから帰宅するまでの歩数は約15000と約20000。二人とも少々疲れたが、変化に富んだ一日を過ごせた。