清澄白河界隈から門前仲町へ(2024/05/06)

東京都江東区清澄庭園の入口

ゴールデンウイークもそろそろ終わり。へ行った。近場でどこかほかにいいところはないかと二人で相談。浅草や谷中とかは超混んでいそうなので敬遠。まずはを訪れた。明治時代に完成した回遊式林泉庭園で、向こうに高層ビルが見え、いかにも大都会の中にある憩いの場といった雰囲気。池(大泉水)の周りの磯渡りと飛び石をゆっくり歩く。

東京都江東区清澄庭園の風景

予想どおり来園者はまばらだった。

清澄庭園の風景(2)

大泉水越しに涼亭を眺める。

清澄庭園の大泉水と涼亭

雨降らないかしら。晴れ男じゃないけど「曇っても降らない男」だから大丈夫だよ。

清澄庭園の大泉水と涼亭(2)

池の中には鯉や亀が悠々と暮らしている。

清澄庭園の大泉水にいる鯉と亀

鯉は黒と緋色が半々くらい。

清澄庭園の大泉水にいる緋色の鯉

サギ君が忍び足で小魚を狙う。

清澄庭園の大泉水の畔で小魚を狙う白サギ

外国人観光客はちらほら。浅草や谷中はさぞかし混んでるだろうな。

清澄庭園の石灯籠のある風景

池の南のほうへ行ってみると、そこにはのどかなほっとするような風景が。

清澄庭園の南側の風景

花菖蒲の見頃は5月下旬から。シラン(紫蘭)が咲いていた。

清澄庭園の南側に咲いているシラン

庭門をくぐって入口のほうへ戻る。

清澄公園 大泉水の南西にある庭門

以前に行った六義園や古川庭園と比べると変化に乏しかったが、その分?入園料も安かったのでまあいいか。少なくとも、大型連休でものんびりできるところだということが分かった。 庭園を出て、近くにあるへ行く。入館してすぐのところで出迎えてくれたワンコ(ニャンコのようにも見える)の顔にほっこり。

東京都江東区深川江戸資料館に展示されている木彫りの猫

庶民の暮らしを描いた浮世絵も何枚か展示されていた。

東京都江東区深川江戸資料館に展示されている浮世絵

階下には江戸の街が再現されている。屋根の上には猫が。

深川江戸資料館 再現された江戸の街

夜はさぞかし鼻をつままれても分からないほど暗かったことだろう。

深川江戸資料館 再現された江戸の街並み

暗くてもなんとなく温かみのある風景。

深川江戸資料館 再現された江戸の街並み(2)

火事と喧嘩は江戸の華。

深川江戸資料館 再現された江戸時代の火消し桶

生活再現展示では当時の道具や衣装などが再現されている。

深川江戸資料館 再現された江戸時代の長屋の内部

この長屋の部屋でどんな暮らしをしていたのだろうか。なんかこの時代の江戸の庶民は、今より精神的に豊かだったような気がしてきた。

深川江戸資料館 再現された江戸時代の長屋の内部(2)

下は猪牙舟(ちょきぶね)というもので、いわば現代の水上タクシーなのだとか。

深川江戸資料館 再現された江戸時代の猪牙舟

館外へ出て三好四丁目にある へ向かう。三好一丁目から三丁目にかけての東西約400m南北約300mのエリアには、20もの寺院が点在している。明暦の大火のあと、

東京都現代美術館入口付近の風景

建物は大きい(長い)が圧迫感がなく、入りやすい雰囲気。

東京都現代美術館の外観

4つの展覧会が開催されていた。

東京都現代美術館 展覧会の案内板

それぞれ別料金なので「歩く、赴く、移動する」だけを見ることに。ガラス越しに外を眺めながらコレクション展示室まで進む。

東京都現代美術館の館内から見た外の風景

どこかで見たようなオブジェが。

東京都現代美術館の館内から見た外の風景(2)

建物の東の端にコレクション展示室がある。

東京都現代美術館の館内風景

アトリウムに置かれていたのは Gyroscope of the Sun by Arnaldo Pomodoro。

東京都現代美術館の展示作品 Gyroscope of the Sun by Arnaldo Pomodoro

1F の「東京を歩く」というテーマの展示の中で、に魅せられた。

東京都現代美術館の展示作品 中村淳 下町スケッチ
木場あたりの風景かな?

長い階段を上がった先の3Fにはポップアートや現代絵画などが展示されていた。なんとかヨーコやウォーホルの作品もあったようだがまったく興味なし。

東京都現代美術館の展示作品 Girl with Hair Ribbon by Roy Lichtenstein
Girl with Hair Ribbon by Roy Lichtenstein

上の作品が撮影禁止だということは、撮影してから監視員のお姉さんに言われて分かった。すみませんでした。

東京都現代美術館の展示作品 KUSANAGI Shinpei 盟友2016
盟友2016 by クサナギ シンペイ
東京都現代美術館の展示作品 奈良 美智 Little Riding Red Hood
Little Riding Red Hood by 奈良 美智
東京都現代美術館の展示作品 小林 孝亘 Dog
Dog by 小林 孝亘

2F のカフェ「二階のサンドイッチ」でひと休みしてから屋外へ出る。

東京都現代美術館の屋外展示作品 Tower of Discovery by Anthony Caro, Sphère fendue by Marta Pan
 発見の塔 Tower of Discovery by Anthony Caro / 裂けた球体 Sphère fendue by Marta Pan

美術館を離れ、広大な木場公園を南に突っ切って地下鉄東西線木場駅まで歩く。距離は約1.5km。門前仲町で下車。交差点から木場のほうに向かってよさそうな食事処を探しながらぶらつく。深川八幡(富岡八幡宮)の近くで見つけた日本料理屋で夕食。

東京都 門前仲町 和食堂たこ井の前の通りから富岡八幡宮のほうを見た風景

ビールとハイボールと日本酒、カキフライと山菜の天ぷら、刺身の盛り合わせ、あなごの白焼き、そら豆などを注文。大将と奥様?とできりもりされているようだ。周りは常連さんばかり。とても美味しかった。いつものことながら、飛び込みで入った店が当たりだと気分が良い。 店の前の道をまっすぐ進み、深川八幡の鳥居をくぐり、参拝して帰路に就いた。

深川八幡(富岡八幡宮)の鳥居前の風景

家を出てから帰宅するまでの歩数は約15000と約20000。二人とも少々疲れたが、変化に富んだ一日を過ごせた。

散策マップ
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